山形市の歯医者「あきらデンタル・クリニック」の予防的矯正治療(プレオルソやマウスピース型装置を主に使用)の症例をご紹介します。
目次
反対咬合 症例5(修正版)噛み合わせが逆で顎の偏位を伴うケース
主訴 要望
初診
初診 … 2024年1月5日 ⇒ 2024年10月19日
8歳11ヶ月 ⇒ 9歳8ヶ月
主訴
- 右上下1番が当たっているのが気になる!
- 歯ぎしりが酷く気になる!(歯が削れている … )
- 全体的に噛み合っていないのが気になる!
学年
小3 ⇒ 小4
既往歴
- 口呼吸
- 爪噛み癖
家族歴
父 ⇒ 良い
母 ⇒ 良い
兄 ⇒ 以前受け口~現在は気にならない
特徴
右側上下1番同士が接触して、他の歯が嚙み合わなくなっていると予想されます。
下顎の運動が制限され自由に動けないために(歯ぎしり)起きたものとも考えられます。
症例写真
2024年1月5日 ⇒ 2024年10月19日(2024年3月プレオルソスタート)

解説
※反対咬合で下顎の偏位と前歯部咬耗を伴うケースでした。このまま放置すると将来的リスクが大きくなるようなケースでした。
⇒ 永久歯前歯部の早期喪失・顎関節への負担増など …
概要
- 2024年3月より「プレオルソ Xタイプ ⅢSサイズ ハード」スタート
- 日中1~2時間使用と就寝時の使用を厳守していただきました。
- プレオルソ拡大を随時行っております。
- 経過資料採得をして『SH療法』移行予定しております。
治療期間
9ヶ月
回数
7回
費用
407,000円(税込)…当時の価格です
注意事項
装置をただはめただけでは歯並びは治りません。装置で覚えた「鼻で息をする」「正しい唾の飲み込み」「しゃべり方」「正しい姿勢をする」など …いかに装置を外している際の筋肉が正しい機能をするかで結果が変わります。
また、プレオルソ以外もそのお子さんに応じた機能訓練(あいうべ体操・前噛み訓練・ガムトレーニング・ストロートレーニング・日常生活習慣など) をご指導しました。
耳鼻科的疾患が強く残る場合には結果が上手く伴わない場合が考えられます。
本人の頑張りと努力で早期に正中が合い、噛み合わせが改善されました。
前歯・奥歯が上手く使用できるようになり、食欲も増し顔貌も左右対称になってきております。