SH療法-症例-No.002-上顎前歯部の捻転を認めるケース 

目次

SH療法の概要

主訴 要望

初診

2017年1月28日⇒2020年8月11日
20歳10ヶ月⇒24歳6ヶ月

  • 1番が出て、2番がひっこんでいるのが気になる!

主訴

  • 右上1番の捻じれが気になる
  • 全体的に前に出てきたような気がする

既往歴

特記事項(-)

全身症状

非常に多い

既往歴

主訴部同様

症例写真

2017年1月28日 初診口腔内写真

2017年1月28日 初診口腔内写真

2017年3月11日 口腔内写真(SHA装置スタート時)

2017年3月11日 口腔内写真(SHA装置スタート時)

2018年8月25日 口腔内写真(経過)

2018年8月25日 口腔内写真(経過)

2020年8月11日 口腔内写真(最終時)

2020年8月11日 口腔内写真(最終時)


解説

経過

  1. 2017年3月より「SHA=SH装置」SH療法スタート。
    • 歯列が直立してくることにより、早期接触がおこりますので、随時必要枠での咬合調整が必要になります。
  2. SHA修理下1回
  3. 2018年8月に拡大終了
    • SHA(SH装置)を少しずつ外し、その間はよく咀嚼することを指導して後戻りを利用して2020年8月に「SH療法」を終了。

回数

38回

治療期間

3年5ヶ月

費用

765,000円(税別)…当時の価格です。

注意事項

  • 装置は1日8時間~10時間が基本です。(必須です)
  • また、装置を外している際の「鼻で息をする」「正しい唾の飲み込み」「しゃべり方」 「正しい姿勢をする」「きちんとした咀嚼」など…いかに装置を外している際の筋肉が正しい機能をするかで結果が変わります。狭窄歯列拡大中に必要枠での噛み合わせの調整が必要になったきます。また、個人に応じた機能訓練(あいうべ体操・スポット練習噛み込み練習~ガムトレーニングなど) をご指導しております。

この記事を書いた人

あきらデンタル・クリニック 院長の隠明寺 亮(おんみょうじ あきら)です。

あきらデンタル・クリニックでは診療に関するカウンセリングを重視しております。

患者様ごとの症状や生活環境に合わせたオーダーメイドの治療計画が必要であると考えております。

来院された患者様に丁寧な説明を心掛け、納得をいただいた上で、できること・できないことを患者様になるべくお伝えしております。

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