小児矯正とは?
お子さまの歯並びや噛み合わせの改善を目的とした矯正治療を「小児矯正」といいます。成長期にあるお子さまの顎の成長を利用して矯正を行うため、永久歯が生えそろってから行う成人矯正に比べて負担が少なく、理想的な歯並びへ導くことが可能です。
小児矯正のメリット
- 顎の成長を利用し、抜歯を避ける可能性が高まる
- 口元のバランスが整いやすい
- 噛み合わせの改善による食事や発音の向上
- 将来的な矯正治療の負担軽減
当院の小児矯正の特徴
なるべく削らない・抜かない治療を重視 当院では、お子さまの歯をできるだけ抜かずに治療を進めることを大切にしています。顎の成長を活かしながら矯正を行い、自然な形で歯が正しく並ぶようサポートします。
痛みをできるだけ抑えた治療 お子さまが矯正治療に対して不安を感じないよう、痛みの少ない治療方法を心がけています。また、治療中の違和感や負担を最小限にする装置を選択できます。
専門的な診察と綿密な治療計画 お子さまの成長段階に応じた治療プランを立て、一人ひとりに適した矯正方法を提案します。
こどもの歯ならび矯正法(プレオルソ)
あなたの大切なお子様の歯並びや噛み合わせが気になっているお母さん・お父さんへ。
乳歯が残っている時期(3~10歳)に主に備わっていない機能を(舌位置・嚥下・口唇閉鎖など)覚えるための矯正装置です。
弾性のある柔らかい上下一体化したマウスピースを使用します。
プレオルソの特徴
- 弾性のある柔らかい素材なので子供が嫌がる痛みがほとんどありません。
- 子どもが苦手な柔らかい粘土のようなもので歯型を取る必要がありません。
- 学校に装置を持っていく必要がありません。
- お母さんが気にしている口呼吸を鼻呼吸に促す装置です。猫背のお子様(S字状)のほとんどが、口呼吸だそうです。
- 装置の調整があまり必要でありません。ただし、何度かはステップごとに調整を行います。
- 壊れる心配がほとんどありません。この装置は年齢的には教科書的な言い方をすると1桁がベストだそうです。
注意!装置を使用しただけでは歯並びは治りません。
装置は筋肉の家庭教師であり、
- 鼻で息をする
- 正しい唾の飲みこみ、しゃべり方をする
- 正しい姿勢をする
が重要になります!
- 日中1~2時間と夜間の就寝時にマウスピースを装着します。
- 日中は装置を着けたまま嚥下やおしゃべりの訓練を行い、
- おしゃべりしない間は口を閉じる練習をします。(口呼吸から鼻呼吸へ)
- ブラケットやワイヤーを使用しないので見た目が気になりません。
- 痛みがほとんどないので子どもさんは比較的早く慣れる装置です。
- 歯みがきがしっかりできるので虫歯になりにくくなります。
※外部リンクに飛びます
こんな方におすすめ
- 指しゃぶりや舌の癖がある
- 受け口や出っ歯が気になる
- 歯がガタガタに生えている
- 口呼吸の習慣がある
- 将来的に抜歯を避けたい
他の治療法との比較
治療法 | 小児矯正 | 成人矯正 |
---|---|---|
対象年齢 | 6歳~12歳 | 13歳以上 |
治療期間 | 1~3年 | 2~4年 |
抜歯の可能性 | 低い | 比較的高い |
顎の成長を利用できるか | 〇 | × |
治療の流れ
歯並びの状態をチェックし、治療の必要性を判断します。
レントゲンや口腔内の写真撮影を行い、詳細な診断を行います。
検査結果をもとに、治療の流れや期間、費用についてご説明します。
お子さまに合った装置を装着し、治療を開始します。
1~2か月に一度のペースで通院し、装置の調整や経過観察を行います。
矯正後、歯の後戻りを防ぐために保定装置を使用します。
よくある質問(Q&A)
まずはお気軽にご相談ください
お子さまの歯並びが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。初診相談は無料で行っております。
山形市馬見ヶ崎のあきらデンタル・クリニックでは、お子さまの未来のために安心して受けられる矯正治療を提供しています。