子どもの歯科受診はいつ頃が望ましいでしょうか?
まず、理想はお母様が妊娠期間中に、お母様の口の中を歯医者さんで綺麗にしておくことです。(感染のリスクを少しでも低下させることが望ましいです)
お子様は下の前歯が生えてきたら、診せていただくとよいでしょう。歯の並びやむし歯だけではなく、舌の様子や口腔内の状態も把握します。一度、あきらデンタル・クリニックにお越しいただき、お気軽にご相談ください。(院長 隠明寺 亮)
子どもの歯ならび・噛み合わせが悪いのですが心配です。いつ頃から治療すればよいのですか?
永久歯が生えそろうまで待ちましょう!と言われることがほとんどなのですが・・・
まずは、生活習慣に関しての問診やアドバイスを行っていきます!
- 口呼吸
- 姿勢
- 舌の癖
- 態癖(頬杖え,うつぶせ寝,授乳時の癖など)
- 柔らかいものをきちんと噛まないで飲み込む
- 嚥下が上手くできない(異常嚥下癖などに起因することが原因)
悪い歯ならびや噛み合わせが非常に多いのが現実です。早い時期でのこれらの改善のためのトレーニング(口腔筋機能療法)を含めた早期の矯正の介入が好ましい場合もございます。当院では、これらを十分行った上で、狭窄歯列拡大方法(SH療法)に移行するなど、年齢や状態に合わせて適時アドバイスを行って参ります。
基本的には、歯は全部が備わっていくように抜かない治療方法を採用しております。一度、あきらデンタル・クリニックにお越しいただき、お気軽にご相談ください。(院長 隠明寺 亮)
むし歯じゃないのに歯がしみるのはどうしてですか?
むし歯がないのに冷たいものがしみるのは知覚過敏の可能性があります。
これは歯ぎしりやくいしばりなどにより、自分の歯同士が強くあたることで、エナメル質の薄い部分が削れ歯茎が下がったことで歯の中のセメント質が露出し、刺激を感じやすい症状のことをいいます。
また、歯ぎしりやくいしばりの原因は、その患者様の生活習慣や口腔の状態により違ってきます。
一度、あきらデンタル・クリニックにお越しいただき、お気軽にご相談ください。
(院長 隠明寺 亮)
痛みがある歯は、直ぐに麻酔をして削って詰めたり神経をとりますか?
当院ではまず痛みのある場合には、応急的処置をしながら『自然療法』を実施しております。
しっかり実施した場合には、信じられないかもしれませんが、多くの人で痛みが2~3日で治まることを経験しております。
その後、治療方法の選択をしていただきますが、基本的に削った歯はその先どんどん詰め物や被せ物が大きくなる傾向にあります。
また、神経の処置をした歯は枯れ木のように弱くなり、近い将来折れて抜歯になります。
そこで、当院では「ドックベストセメント療法」を採用しております。
アメリカで開発されたミネラル成分を含んだ特殊材料で、安全性の高い持続的な殺菌力を利用して、むし歯菌が増えにくい環境を作ります。
- なるべく歯を削らない
- 歯が長持ち
- ほとんど痛くない
- 1~2回短期治療
- 神経の抜くリスクが減る
「ドックベストセメント療法」には上記の利点があり、希望者にはこれらの処置を行って参ります。
※すべてのむし歯、歯痛に効くわけではなく、80~90%の成功率で保険外の治療になります。
TBS系列 世界のスーパードクターで有名な日本における第一人者 小峰 一雄先生に師事しております。
一度、あきらデンタル・クリニックにお越しいただき、お気軽にご相談ください。
(院長 隠明寺 亮)
できるだけ目立たない矯正装置で歯を動かすことは可能ですか?
当院では、SH療法をはじめとする装置はほとんどが、日中の学校や職場に持参する必要はありません。
可撤式の装置を使用する症例が多いです。
但し、診断などでも皆さんにお伝えしておりますが、装置を外している際の姿勢・舌位置・正しい嚥下・咀嚼がきちんとできていないと歯は思うように動きませんので、この点がきちんと理解できることが当院にて矯正を行う上で重要になります。(院長 隠明寺 亮)
どこへ行って相談しても、子どもの矯正は永久歯が揃ってから!と言われるが本当にそれで良いのですか?
歯ならびや噛み合わせが悪くなる場合、歯列が十分に育っていない→「狭窄歯列」になっていることが多いのが事実です。
それらは、単なる遺伝や顎が小さいからだけではなく、後天的な要素が強いと言われております。
悪くなる要素として、舌の正しい位置付けの問題や正しい咀嚼や嚥下,口呼吸,態癖などが挙げられます。
上記を含め機能的な訓練(口腔筋機能療法=MFT)を含めた早期の矯正治療介入も大切になってきます。
矯正後のあと戻りのほとんどが、これらの機能訓練が理解されないで、審美的要素のみを重視して短期間に終了するケースが多いためとも考えられます。
10歳以上になるとこの「機能」を覚えて行うことは大変難しくなります。
柔軟な学童期などの治療介入や訓練は大変有効であると考えます。(院長 隠明寺 亮)
前歯の凸凹が著しく、抜歯して綺麗にする矯正を考えているのですが…
通常の一般的な矯正の考え方では、顎が小さいものは、歯を顎のサイズ合わせて歯を並べていく。
歯を抜いて数を減らすことにより、スペースを作り並べていくという発想ですが…
現在当院で取り組んでいるSH療法=狭窄歯列拡大法は、本来成長するはずであったところまで誘導(成長)していくという発想です。
顎が成長して歯が並ぶために十分なスペースがあれば乱れて生えてきた歯牙もしくは生えてくるであろう歯牙は自然に本来の並ぶべき位置まで並んでいってくれます。
歯を並べるのは、あなた方自身の生体で歯自身が居心地の良い場所へ動いていくという発想です。(また、装置を外している時間の方が長く、正しい咀嚼,姿勢などが大変重要になります)
一般的な抜歯矯正の考え方は、4人掛けのベンチに6人乗っていた場合には2人(抜歯)にどいて頂く…
SH療法は、4人掛けのベンチに6人乗っていた場合には、2人にはどいてもらわず(抜歯しない)ベンチを大きくする・・・12歳臼歯までの28本は本来しっかり備わっていて機能と形態の調和とれるという考えです。(院長 隠明寺 亮)
マウスピース矯正のみで全体を綺麗にしたいのですが…
マウスピース矯正は適応症が限られてきます。
特に重なりが強い場合や噛み合わせが著しく悪い場合には、禁忌となります。
以前は、マウスピース矯正を取り入れていた時期もございましたが、現在、当院では『SH療法』にて対応しておりますので、ご相談下さい。(院長 隠明寺 亮)
大人でも矯正治療を行うことは可能ですか?
十分可能であると考えます。
但し、むし歯や歯周病の状態が悪かったり,健全な歯があまり残っていない方は難しいと思います。
当院のコンセプトを十分に理解して、ゴール設定をどこにするのかを十分にお互いが理解すること。
(院長 隠明寺 亮)
歯に関するお悩み、ご相談は、いつでもお気軽にお問合せ下さい。