ドックベストセメント

ドックベストセメント療法
「(Docs Best Cement Therapy)」
とは?

ドックベストセメント療法(Docs Best Cement Therapy)は、なるべく削らず、痛みを抑えた新しいむし歯治療法です。アメリカで開発された特殊なミネラル成分を含む歯科用殺菌剤を使用し、むし歯菌がそれ以上増えにくくなる環境を作ります。

以下のような特徴があります。

  • 歯の寿命が延びる可能性がある
  • 歯をなるべく削らない
  • 治療時の痛みが少ない
  • 条件により、神経を残せる可能性が高い
  • 1回または短期間の治療で完了する
  • 治療時間が短い

なぜあきらデンタル・クリニックでは歯を削りたくないのか?

院長は学生時代に神経の治療を受け、約25年後に歯根破折を経験し、大切な歯を失いました。
20,000人以上の患者様の診療経験を通じて、「削って残した歯には寿命がある」という事実にたどりつきました。

スウェーデンでは80歳でも20本以上の歯が残っている人が多いのに対し、日本では未だ10本未満の症例を目にすることがあります。

歯を削らず、神経を守ることが健康寿命に深く関係していると考え、当院では歯をできるだけ「削らない・抜かない」治療方針を大切にしています。

歯の喪失と健康寿命の関係

日本の現状

  • 男性の「健康寿命の欠損期間」は平均で 9.13年
  • 女性は 12.68年
    これは、寝たきりや認知症などの「不健康な時間」が非常に長いことを示しています。

スウェーデンとの違い

スウェーデンでは「平均寿命」と「健康寿命」の差がほとんどありません。
背景には、歯の残存本数の多さや、日常的なメンテナンスの習慣があると言われています。

当院が取り組む予防歯科

健康な生活を送るためには、「歯の喪失本数を減らす」ことが非常に重要です。

  • むし歯や歯周病にならない環境づくり
  • 噛み合わせを考慮した予防
  • 小児期からの定期的なメンテナンス

日本では予防歯科の受診率が約2%である一方、スウェーデンでは90%以上の方が定期管理を行っています。
当院では、未来を見据えた歯の健康管理を積極的にサポートします。

ドックベストセメント療法
(Docs Best Cement Therapy)
での対応が難しいケース

進行したむし歯に対し、あまり削らず・神経を残して治療をすることが難しいケースもございます。

  • 神経に近接した深いむし歯⇒神経に著しく近接した深いむし歯(感染が疑われる症例)
  • 神経が一部露出している(露髄)ケース
  • 軽度の自発痛がある場合
  • 海外出張・留学などで長期滞在予定の方

ドックベストセメント療法
(Docs Best Cement Therapy)
が適応されないケース

以下に該当する方には、本療法をお勧めできません:

  • 「むし歯だけ治ればいい」とお考えの方
  • プラークコントロールが不十分な方
  • 歯周病・噛み合わせを軽視している方
  • 食事指導に従えない方(自然療法などの理解ができない方)

注意事項と診断の重要性

  • 本療法は 保険適用外(自費診療) です
  • 詰め物や被せ物も保険外となります
  • 全ての症例に有効とは限らず、適応には 詳細な診査診断(レントゲン・ダイアグノデント)が必要です
  • お電話・メールでの費用・治療方法のご案内は行っておりません
    → 詳しくは来院時にご説明いたします

院長の研修背景

当院の院長は、TBS「世界のスーパードクター」でも紹介されたドックベストセメント療法(Docs Best Cement Therapy)の第一人者・小峰一雄先生 に師事し、現在も知識と技術の研鑽を続けています。

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