ダイレクトベニヤ・ジルコニアクラウン-症例-No.001

目次

概要

皆さんは「治療」と聞くとどんな事を連想しますか?

  • 歯を削られる・・・
  • 痛い
  • 麻酔が怖い
  • 大きく口を開けっ放しで辛い
  • 何度も型取りや被せ物の調整に時間が掛かる

などネガティブな内容が多いのが事実です。

それでは、歯を削らないで治療を受けるメリットは何か?

  • 歯を削らないので、麻酔をしなくて済む
  • 歯を削らないので、元通りの形に戻せる
  • 時間があまりかからない(ほぼ一日で終了する)
  • その場で出来具合をみることが可能
  • 痛い思いをしなくても済む などが挙げられます。

そこで、ここでは「ダイレクトボンディング=グラディアダイレクト」

TBS「世界のスーパードクター」でも紹介された 「ドックベストセメント」治療の第一人者で、歯を削らない治療のみならず、歯周病やむし歯の栄養療法を実施し、全身からのアプローチをも行っておられる小峰一雄先生がおれれます。

院長が2016年7月「ドックベストハンズオンセミナー」にて習得した(現在は開催なし)『歯のお化粧=ダイレクトベニヤ』を紹介します。

どちらの治療法も歯を削りません!!

メリット・デメリット

メリット

  • 歯をほぼ削らない
  • 残った歯や歯周組織へのダメージを与えない
  • 無麻酔・痛くない・手術不要
  • 短時間・短期間で施術を受けられる
  • その場で仕上がりを確認できる
  • 元の歯の形状に戻すことが可能
  • 経年劣化の場合にはリペアや形態修正が可能など

デメリット

  • 健康保険適応外
  • 経年的に劣化・着色する場合がある(但し研磨やリペア可能)
  • プラークコントロールに理解を得られない方や、過蓋咬合(嚙み合わせが深くスペースのとれない方・極端に歯並びが悪い方など)が著しい方には適応できない場合がある
  • 経験があまりない場合には患者様満足が得られにくい場合がある
  • 当院にてメンテナンスを受けておられない方は保証の対象外となる
  • 主訴のみでここだけ治療というケースは現在お断りしております。

症例写真

初診時

case-006-1

初診時

case-006-3

経過時(歯のお化粧後)

case-006-2

経過時(歯のお化粧後)

case-006-4

経過時(ジルコニア作成時

経過時(ジルコニア形成後)

case-006-5

経過時(ジルコニアセット後)

case-006-6

症例のまとめ

初診時

case-006-7

前歯部終了時

case-006-8

終了時(右上4番終了時)

case-006-9-001

緑矢印が歯のお化粧部位

右上4番(ファイバーポスト+ジルコニアクラウン)

右上5番(ストリークレーザー歯質強化・ドックベスト療法・グラディア充填)

解説

主訴1

前歯の色を綺麗にしたい。歯はあまり削りたくない!

年齢

57歳

経過

  1. 2017年12月11日-15日
    • (形態修正) 
    • 右上3・2・1番左上2・3番→ダイレクトベニヤ=歯のお化粧
  2. 2017年12月11日-15日
    • (形態修正) 
    • 右上1番を前装鋳造冠⇒ジルコニアクラウン
  3. 2017年12月25日
    • 右上4番前装冠除去・ファイバーポスト直接法(土台)・形成~印象
  4. 2018年1月25日
    • 右上4番ジルコニアクラウンセット

主訴2

上の前歯各々は歯が黄色いので全体を綺麗にした(歯をなるべく削りたくない・被せたくない)  回数:4回

回数

4回

費用

  • 右上3・2・1番左上2・3番
    • ダイレクトベニヤ=歯のお化粧
      • 170,000円(税別)
  • 左上1番
    • ジルコニアクラウン→ファイバーポスト
      • 27,000円(税別)
    • ジルコニアクラウン
      • 120,000円(税別)
  • 合計317,000円(税別)前歯部合計
  • 右上4番
    • (ファイバーポスト+ジルコニアクラウン)
  • 右上5番
    • (ストリークレーザー歯質強化・ドックベスト療法・グラディア充填)
  • 合計195,000円(税別)

この記事を書いた人

あきらデンタル・クリニック 院長の隠明寺 亮(おんみょうじ あきら)です。

あきらデンタル・クリニックでは診療に関するカウンセリングを重視しております。

患者様ごとの症状や生活環境に合わせたオーダーメイドの治療計画が必要であると考えております。

来院された患者様に丁寧な説明を心掛け、納得をいただいた上で、できること・できないことを患者様になるべくお伝えしております。

目次