2022/05/20
山形市馬見ヶ崎の歯科医院『あきらデンタル・クリニック』
院長の隠明寺 亮(おんみょうじ あきら)です。
移転開業同時に「エコシステム」を導入し早4年目になりました!
本年も1年に1回の水質検査を厚生労働大臣登録機関
「ビー・エム・アイ」に調べてもらい
「POIC研究会」で定めた「安心・安全」な施設基準に合格し
「歯科治療水安全施設」であることを認定されました!
当院では、「エコシステム」=上記安心・安全な殺菌力のあるお水が、
診療室全体に供給されております(^。^)
一般的な歯科治療においては、毎日のように「歯を削る」「歯石を取る」
といった治療が行われますよね・・・
連続して殺菌力のあるお水が流れている利点を数点挙げると~
①傷口などの治りが早い(予後がよい)
②血管の中に細菌が侵入するのを防ぐ(菌血症の予防につながる可能性)
③患者さん同士の感染を防ぐ
④医療従事者(スタッフや院長)の飛沫感染(血液が跳ねて飛んでくる)を防ぐ
など他にもたくさんの利点があります。
皆さんは、歯科医院でお水を使用する!と聞くと思い浮かべるのは
「治療の途中や後に口をゆすぐことかな?」ぐらいでしょうか??
実は、上記と重複しますが、
1,タービン(歯を削る機械)
2.スケーラー(歯石を除去する機械)
3.お口の中の消毒
4.治療器具の洗浄
が挙げられ、これらに使用するお水がきれいでなければ
残念ながら
むし歯を治療した後に洗い流しても、あまり意味がないものに
なってしまう可能性がございまよね・・・
更にもっと残念な話があります。
水道法では、「1mlあたりの細菌数は100個以下」
と定められています。
しかし、ある歯科医院さんにて水を調べたところ驚くことに~
「1ml当たり1,500,000個」もの細菌数があったそうです。
どうして、水道水より歯科医院さんの水が汚いの?
と疑問に思われる方も多いかもしれません。
これには、どうやら
「タービン(歯を削る機械)」のしくみが
大きく関与しているようです・・・
※歯科用のタービン(切削器具)を使用するとき
水と空気を沢山使用します。
そのために患者さんの血液や唾液が周囲に飛び散ります。
その中には沢山の病原菌が含まれています。
例えば
「B型肝炎ウィルス」などは、眼に入るだけで
感染あうることがあります。
だから患者さんは勿論、医療従事者はこの飛び散りによる
「飛沫感染」のリスクに常にさらされているのです。
しかもタービンはその機械の構造上、停止する瞬間に
水が垂れないように、少し水を吸い込む機構になっているのです。
タービン停止時に吸い込んだ水や
機械の中に残った水の中に病原菌が含まれます。
これが夜間など機器や歯科医院の椅子(治療用ユニット)の中で
繁殖して歯科治療水は汚染されてしまします。
勿論この病原体は感染力があります。
「エコシステム」は
このような細菌感染や飛沫感染を
防ぐことができるのです!!
ここまで
お読みいただきありがとうございました(*^^*)
【診療所入口にあるエコシステム】
【歯科治療水安全施設認定証】
【報告書表紙】
【水質検査報告書⇒一般細菌数0個/ml】
【検査項目の拡大】
【水質検査判定=水道法の水質基準に適合!
更に 詳しい情報を知りたい方は下記を参考にお願いします!
↓↓
歯医者さんの水はこんなに危険!?
あきらデンタル・クリニックのスタッフです。
あきらデンタル・クリニックに関する様々な情報を発信します。