第三世代の矯正SH療法

あきらデンタル・クリニック 矯正治療の考え

「単なる歯列弓の拡大と歯牙の整理にとらわれることなく、生体への正常性を観察しながら、患者様のQOLの向上に寄与すること」と考えております。
        
《SH療法=狭窄歯列拡大法》の考えになります!

SH療法で使用する装置=SHA(SHアプライアンス)
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狭窄歯列とは?

歯列弓の臼歯間幅径が狭いもの。 これには、臼歯が舌側に転位しているものと、顎骨自体が狭いものがある。 上顎では口蓋が深いものが多い。(歯科矯正学 第4版 医師薬出版)

◎歯列の不正を伴う。
◎上下顎骨の劣成長を伴う。
◎口蓋幅の成長が少ない
◎歯列幅が狭い。
◎低位舌を伴う
◎下顎が後方位

何が問題でこのような歯列になっているの?

前歯の凸凹だけが問題なのでしょうか?

本来成長するはずであった場所とは?

○本来、この方が本来成長するはずであったところは
     ↓
上記のような上下顎のイメージになります!

顎が成長して(咀嚼や周囲の筋肉の調和などにより)歯が並ぶのに十分なスペースができさえすれば、乱れて生えてきた歯は自然に本来 その歯が並ぶべき位置まで動いていってくれるという発想です。

  ↓
SH療法の考え


あるセミナーでお聞きした内容ですが・・・


一般臨床医向けに矯正の本を執筆されている先生が7年間の統計→ 幼稚園・小学校の歯科健診における生徒の歯列を
1.正常
2.予備軍
3.異常(不正咬合)
とした場合 実に 77%が2or3の不正咬合とその予備軍だったそうです。

洪水時代の変化・・・

私が小さい頃から歯科医になりたての20数年前くらいは、正に「虫歯の洪水時代」で朝から晩まで虫歯の治療に追われていた記憶が蘇ってきます。しかし現在は「不正咬合の洪水時代」と言えるのではないでしょうか?

不正咬合の(悪い歯並びや噛み合わせ)原因と影響を考える・・・


1.噛まないこと,噛めないこと
(縄文時代の1食の咀嚼回数=3,990回
現代の1食の咀嚼回数=620回だそうです)
2.早食い,早飲み
3.日本食→洋食へ(よく噛んで食べない)
4.姿勢の乱れ
5.筋力の低下
6.口呼吸(唇を閉じない,閉じれない)
7.舌が正常な位置にない(正常な位置にあると、周囲筋肉との調和により顎が大きくなる傾向

狭窄歯列が本来育って大きくなるであろう歯列へ育つ)
8.悪習癖(〇舌を突き出し上下の歯の間で嚥下する〇唇を噛む〇頬杖をつくなど...)
未だ未だ沢山の原因が考えられますが→

不正咬合(悪い歯並びや噛み合わせ)が口腔・全身に与える影響・・・


1.閉塞性無呼吸障害=以前は閉塞性無呼吸症候群と呼ばれておりましたが、近年はその病態が解ってきたので、無呼吸障害となったそうです。

―これらに関連するリスクー
◎急性期のリスク
〇起床時の頭痛〇頭重・倦怠感〇集中力の低下
〇日中の眠気〇交通事故〇生産性の低下〇作業ミスによる労働災害

◎慢性期のリスク
○高血圧○糖尿病○心不全○心血管障害○夜間突然死
○脳梗塞○認知障害○発育障害など 

1'小児の閉塞性無呼吸障害
―これらに関連するリスクー
◎慢性的な低酸素状態により
〇多動 〇集中力の低下 ○注意力散漫
○不安や抗うつなどの情動的問題
○学習能力の低下
◎ホルモンの分泌障害により
○低身長
○肥満
○顎顔面の成長不良
○夜尿
              など


2.顎関節症
(SH療法マニュアル 理論編P46より引用=一般社団法人 SHTA・マニュアル編集部)

顎関節の成因(仮説)について
歯列弓の狭窄,下顎角の拡大,顎位の変位,習癖 など
            ↓
下顎の自由度・あそび・正中性が欠落
            ↓
顎関節の雑音・疼痛・顎運動障害
            ↓
全身の歪み(頭痛・肩こり・腰痛...)


2.顎関節症
(SH療法マニュアル 理論編P46より引用=一般社団法人 SHTA・マニュアル編集部)
治療目標の(仮説)について
下顎の自由度・あそび・正中性を獲得する。
            ↓
関節円板のAdaptation
下顎頭および咀嚼筋群のremodeling
            ↓
顎関節の治癒(安定)
            ↓
頭蓋顔面ならびに全身の歪みの改善

3.不定愁訴
(SH療法マニュアル 理論編P46,47より引用=一般社団法人 SHTA・マニュアル編集部)不定愁訴とは
身体のどこかに病的症状があるが、検査の結果、各器官に異常なく病気として診断がつかず、対症療法が施されが依然として症状が完治しない症状を指します。
不定愁訴の中で「咬合の異常」「咀嚼機能障害」に起因することがしばしばあり、これは歯科治療により症状が改善・治癒することがあります。
顎口腔系の異常により引き起こされる不定愁訴を咬合関連症候群(噛み合せ症候群)といいます。

ー不定愁訴が引き起こす様々な症状ー
○頭が重い・頭痛
○目の奥が痛い・目が疲れる
○耳痛・耳鳴り・難聴・鼻詰まり
○首がだるい・肩が重い・首,肩のこり・痛み
○背中・腰の痛み
○膝・足の痛み
○手足の浮腫・しびれ・力が入らない
○その他 疲れやすい,やる気が出ない,風邪を引きやすい
 胃腸が弱い,下痢気味,寝汗をかく,貧血症,めまい,生理不順
 不妊など


※ほとんどの不正咬合の原因は、遺伝的なものより環境的なものにある→Dr.JohnMew
◎口唇閉鎖ができていないこと(呼吸)
◎舌の位置異常
◎異常な嚥下(舌を挟んで嚥下するなど)
◎咀嚼(チョッパー× グライディング○)
舌のポスチャー(舌の姿勢位)の不適合は、上顎の劣成長とともに不正咬合を生じさせます。

※悪い歯並びや噛み合わせは身体の不調につながる可能性があることは、もうお解りになりましたね・・・


では、どうしたらいいの?
お家でできることは??

不正咬合(悪い歯並びや噛み合わせ)の予防法・・・

―小児期から不正咬合を助長させないための予防法―
※たくさん噛んで味わうことを体験して、口呼吸から鼻呼吸の習慣を身に付けましょう!噛むことは学習です!!

○口を閉じる!
○鼻で息をする!
○舌を口蓋につける!
○一口 30回噛んで食べる!
○サイズの大きい食べ物を食べる!
○前歯を使う!
○硬い物を食べる!
○姿勢を正す!
○あいうべ体操   など

不正咬合(悪い歯並びや噛み合わせ)の予防法・・・歯科でできることは?


☆SH療法(狭窄歯列拡大法)の考え☆

○皆さまも既にご理解いただけたと思いますが~
現代は食生活や生活習慣の大きな変化により、長い年月を経て日本人の顎骨が変化してきました。
SH療法は、顎骨のマイナスの成長を本来であれば「その個人が成長するはずであった」場所まで、誘導(装置により拡大)していく方法になります。

顎が側方、前方へな並ぶのに十分なスペースがあれば、乱れて生えてきた歯牙もしくは生えるであろう歯牙は自然に本来の位置に並んでいってくれます。


◎SH療法は、単なる顎の拡大や歯並びの改善を目指しているのではありません!!
審美的なことはもちろん重要ですが...大切なのは、歯並びや噛み合わせが関与する全身への影響を考えることです。

※SH療法は顎の拡大を基本とし、単なる歯列弓の拡大と歯牙の整理にとらわれることなく、生体の正常性を観察しながら、皆様方のQOLの向上に寄与する方法と考えております!
顎の拡大(狭窄歯列拡大)により予防が期待できる疾患には、閉塞性睡眠時無呼吸障害,顎関節症,不定愁訴などが挙げられます。

SHA(SH療法で使用される装置について)ドイツと日本にて特許を取得したSlidexという弾性のバネを使用した新しい顎拡大装置です。

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※SH療法に使用する装置についてⅠ

◎SH療法においてのSHA(SHアプライアンス=装置)
Slidexという日本とドイツで特許を取得している 特殊バネを利用したオートマチック顎拡大装置です。
ネジを1個外すと2mm,最大8mm拡大が可能です。

それにSHクラスプ(クレセントと脚で構成)や唇側線、舌側線やメモリースクリューや補助的装置を症例により組み合わせていきます。

また、一般的な「床矯正装置」とは似て非なる装置とお考え下さい。
拡大方法に関しては、従来型のラピットエクスパンジョン(急速拡大装置)スローエキスパンジョン(緩徐拡大装置)と異なる新たな拡大方法になります...

※SH療法に使用する装置についてⅡ


◎このSHAの取り扱いは、SHTA(Star Hill Therapy Association)会員のみが使用を許可されており、専門の技工部門(チーム)が行っております。
どこの医院,どこの技工所でも取り扱えることはできません。

あきらデンタル・クリニック院長は、毎月ほぼ定期的にSHTA主催のFUS(フォローアップセミナー)に参加し研鑽を積んでおります。(現在進行形...)


これまでの矯正治療とは異なる考えのSH療法に関して~まとめⅠ

歯並びが悪くなるお子様に多い特徴は、顎が十分に成長していないことです。
SH療法は本来そのお子様(成人においても)が成長するはずであった場所まで誘導していきます。

顎が側方,前方に成長することにより歯が並ぶのに十分なスペースがあれば乱れて生えてきた歯牙もしくは生えてくるであろう歯牙は自然に本来の並ぶべき位置まで並んでいってくれます。

歯を並べるのは、あなた方自身の生体で歯自身が居心地の良い場所へ動いていくという発想です。(装置を外している時間の方が長く、正しい咀嚼,姿勢などが大変重要になります)

これまでの矯正治療とは異なる考えのSH療法に関して~まとめⅡ

《SH療法の特徴》
1日の使用時間は8時間~10時間です。(家で寝る時を含め)
また、取り外しの装置ですので学校や職場へ持参する必要はありません。


《利点》
○装置の取り外しは自分で行える
○基本的に歯を抜かない(親知らずは治療とは関係なく抜歯が必要になることは考えられます)
○他人に知られない
○後戻りが生じにくい
○骨格が変わることにより、鼻の通りが改善されたり全身の不定愁訴が改善される症例もある。


《欠点》
○本人のやる気の問題=装置をきちんと続けられるか?
○装置を外している時重要性を把握できるか?
○ワイヤー矯正のように1日中装着して短期間で終了しない=時間が掛かる!
○ご家族の協力が不可欠

これまでの矯正治療とは異なる考えのSH療法に関して~まとめⅢ

《一般的な考えの矯正治療との大きな違い》
顎が小さいものは、歯を顎のサイズ合わせて歯を並べていく。
歯を抜いて数を減らすことにより、スペースを作り並べていくという発想...

SH療法は本来成長するはずであったところまで誘導(成長)していくという発想です。
顎が成長して歯が並ぶために十分なスペースがあれば乱れて生えてきた歯牙もしくは生えてくるであろう歯牙は自然に本来の並ぶべき位置まで並んでいってくれます。
歯を並べるのは、あなた方自身の生体で歯自身が居心地の良い場所へ動いていくという発想です。(また、装置を外している時間の方が長く、正しい咀嚼,姿勢などが大変重要になります)

《SH療法の目的は...》
個人に適した正常な口腔環境をつくること!
全身の健康状態の改善・維持・QOLの向上を行っていくことです!!

※当院での「SH療法」に関してご興味がある方,前向きに検討したい方はご連絡の上、アポイントをお取り下さい。
審美治療や期間のことを優先にお考えの方は、矯正専門医への受診をお勧めいたします。
症例相談料金は5,400円  診断料金27,000円になります。
その他基本料金などの詳細は、年齢や症例により異なるため、お電話などによるお問い合わせには応じかねますので、予めご了承下さい。




SH療法についての詳細はこちらをご覧ください
http://www.shta.jp/

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